仙台写真月間 2023

仙台写真月間 2023

SARP [space B]

2023.10.24 tue - 10.29 sun

kudo

不連続をたどる

海から浜へ、浜から里へ、里から山へ。かつてそれらが連なって美しい景観を紡いできた三陸。しかし、大津波からの復興工事によりその間に防潮堤が打ち込まれ、海と里浜は連なりを失った。風景と時間、そして営みの歴史までを断つように現れたコンクリートの白い壁。その不自然なありようを追って海岸線を歩いた。

アーティストトーク:
佐藤正美 × 工藤寛之

10.28 sat 15:00 - 16:30 [予約不要・定員20名]

佐藤 正美 Sato Masami

風の時編集部代表/3.11 オモイデアーカイブ代表。「仙台の原風景を観る、知る」をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。2006年「昭和3年版仙台市全図復刻版」を初出版し、その後、仙台の古写真集や藩政期~大正時代の今昔地図帳「仙台地図さんぽ」、仙台市博物館との共同企画「仙台まちあるきシリーズ」など43商品などを企画・発行。震災後は「3.11 オモイデアーカイブ」を立ち上げ、市民協働事業として震災前後の定点写真の記録や沿岸部交流を進める。

工藤 寛之 Kudo Hiroyuki


1975年横浜市生まれ。

自らのルーツにつながる東北にひかれて20数年前に仙台へ移住。

<個展>

「後方残置」SARP (2022)

「3.10.11 〜二つの災をわたる」SARP (2023)

<グループ展>

『定めた点から観て測る』せんだいメディアテーク (2016)

『星空と路』せんだいメディアテーク (2021)

『せんだい21アンデパンダン展2022』中本誠司現代美術館 (2022)